山田錦の成長と酒蔵の冷房【酒蔵便りvol.91】

<蔵の様子>

全国新酒鑑評会賞状 全国新酒鑑評会金賞の賞状が届きました。さっそく玄関に飾りました。

 6月6日と7日、山田錦の田植えをしました。梅雨入り前、薄く雲がかかる空の下、快調に作業が進みました。
 今年は大和郡山市が休耕田を活用して山田錦を栽培して下さることになりました。こちらの田植えも終了。収穫された米は、弊社が全量買い受けることになっています。
中谷酒造管理田(6月27日) 販売量が徐々に増えてきましたので、この米で増産ができ、大変有り難いことです。弊社管理田、委託農家、そして大和郡山市の水田でできた山田錦は、「奈良吟」、「吟生」(ぎんなま)、それに「こをろこをろ」になります。

大和郡山市農業委員会管理田(6月27日) 酒蔵は片付けが終わりました。適度な温度で熟成させる為、今月からは蔵に冷房が入ります。
 酒蔵は、冷房を入れずとも外気に比べて涼しく、中に入るとひんやりします。しかしながら気温の季節変動に少し遅れて蔵の中の温度も上がり、貯蔵酒の温度も上がります。
 冷房を入れることによって最高温度を下げ、貯蔵酒の温度上昇を抑え、比較的低い温度での熟成を行います。こうすれば、酒質はずっと円やかに仕上がるのです。

この号終わり

写真1:全国新酒鑑評会賞状
写真2:中谷酒造管理田(6月27日)
写真3:大和郡山市農業委員会管理田(6月27日)

2012年7月
中谷酒造(株)代表取締役  中谷正人