山田錦の成長と酒造りの準備【酒蔵便りvol.105】

<蔵の様子>

出穂し花を咲かせ終えた稲穂(9月9日撮影)

 9月は猛烈な残暑という予想を裏切って、曇りと雨の日が続きます。たまの晴れ間には秋の雲が広がり、夕暮れともなれば虫の音が賑やかです。
 松茸、秋刀魚(さんま)、栗など、食卓に秋の味覚がのぼり始めました。
気温が下がってきましたので酒を貯蔵する蔵の冷房も今月で終わり。
10月から始まる酒造りの準備に取りかかっています。醸造計画は確定。来春までの仕込作業日程表も完成。原料米の入荷日も決まりました。
 甑(こしき)やタンク、機械設備に道具類、洗浄を行い配置をしています。

 中谷酒造管理田では山田錦が実っています。
 例年通り8月末から9月初に稲穂が天に向かって伸び、白い小さな花を付けました。この後、徐々に実が充実し、日、一日と稲穂が頭を深く垂れていきます。
 山田錦は原生品種に近く、例年収穫時期は一定です。稲刈りは10月上旬に行います。

甑(こしき)の準備 洗米場の準備

写真上:出穂し花を咲かせ終えた稲穂(9月9日撮影)
写真下左:甑(こしき)の準備
写真下右:洗米場の準備

2013年9月
 中谷酒造(株)代表取締役  中谷正人