梅干しと紅生姜漬け、稲の成長【酒蔵便りvol.139】

★中谷酒造から今月のおすすめ商品★

吟生(ぎんなま)

<梅干しと紅生姜漬け>

梅を干す準備(ザルとボール、新生姜) 梅干しを漬け込んで一ヶ月。瓶の底に貯まった塩も溶けて拡散し、梅も柔らかくなりました。
 7月4日は梅雨の晴れ間。いよいよ梅を干すことにしました。
 用意するのはザルとそれを受けるボール。梅を干すのに使う皿。それに新生姜(しんしょうが)。
 関西の家庭では梅を漬ける時に赤紫蘇(あかじそ)を入れ、梅干しを赤くするのが普通です。塩漬けの後、梅を取り出して残った赤い梅酢は料理にも使いますが、そこそこの量がありますので新生姜を入れて紅生姜(べにしょうが)を作ります。
赤紫蘇と梅を取り出し生姜を入れる では作業に入ります。
箸で赤紫蘇を取り出しザルに移します。紫蘇から垂れた梅酢はボールに貯まりますので、垂れ終わった頃を見計らって瓶に戻します。
次ぎに梅を取り出し、キッチンペーパーを敷いた皿に平たく並べます。
新生姜は適度な大きさに切り、塩をまぶしておきます。若干水気が出たところで梅酢の入った瓶に入れ、上から赤紫蘇を乗せて蓋代わりにします。
 梅の皿を日向(ひなた)に干します。この時、赤紫蘇も別の皿で干しておきますと乾いた後に粉砕して「ゆかり」というふりかけができます。
 梅は夕方屋内に取り入れて朝外に出して日に当てることを繰り返します。たまに梅を転がして上下を入れ替えます。天候次第ですが数日して表面に塩が吹き出せば完成です。

天日干し 紅生姜漬けの完成

<酒蔵の様子>

山田錦の水田(7月4日) 真夏の営業活動は消耗します。そこで盛夏前のこの時期は営業出張が多くなります。社長の私は営業の板東と分担しながら各地を回っています。
 今月末は増上寺の盆踊り大会が開かれますが、冷酒提供ブースに出展します。

20センチ程に伸びた稲 先月6日に植えた山田錦ですが、順調に育っています。背丈は既に20センチを超え、株別れも始まっています。今年は梅雨の晴れ間が多く、例年より葉の緑が濃いように思います。毎日の成長を見るのが楽しみです。


写真1:梅を干す準備(ザルとボール、新生姜)
写真2:赤紫蘇と梅を取り出し生姜を入れる
写真3:天日干し
写真4:紅生姜漬けの完成
写真5:山田錦の水田(7月4日)
写真6:20センチ程に伸びた稲

2016年7月
 中谷酒造(株)代表取締役  中谷正人