梅の開花と仕込作業の終了【酒蔵便りvol.123】

★中谷酒造から今月のおすすめ商品★

* 奈良吟 純米吟醸 米作りから一貫造り *

<酒蔵の様子>

庭の梅 出品予定酒を含む大吟醸は全て搾り終えました。
 3月9日、今シーズン最後の米を蒸しました。昔は釜の上に甑(こしき)を載せて米を蒸しましたので、最後の米を蒸し終えると甑を外しました。それを甑倒し(こしきだおし)と言い、その夜は慰労を兼ねた宴席を設けました。
 今日では固定化された甑に蒸気を吹き込んで蒸しますので、甑を外すことはありません。宴席もこの夜は省略。全てのもろみを搾り終えた後に皆造(かいぞう)の宴席に集約して行います。
 庭の梅が咲きました。花びらを散らすように寒波がやってきましたが、東大寺二月堂のお水取りの行事が終わると「春が来る」と言われ、寒波の襲来はなくなります。

写真:庭の梅

2015年3月
 中谷酒造(株)代表取締役  中谷正人