酒造りの始まり vol.36

投稿日:2007年11月16日

<酒蔵の様子>

麹米の蒸し上がり

 10月15日、今醸造年度最初の米を蒸しました。この米は本醸造酒の麹になります。本醸造の仕込みが最初。続いて今年収穫した山田錦で吟醸酒を仕込みます。「仕込み」とは原料を発酵容器に入れて攪拌する作業のことです。

 仕込タンクで言うと一本目の本醸造、二本目の吟醸、そして三本目の本醸造と順調に作業を終えたところで一時中断。減圧蒸留機の据え付けです。

 実は今期から米焼酎を造ることになりました。原料は、米と米麹。本格米焼酎です。「清酒屋が造ればこうなる!」と世間を納得させるものを目指しています。

 今月2日から据え付けに掛かり、8日に最終チェックを終えました。焼酎の仕込み作業も9日開始。予め作っておいた麹と米をタンクに仕込みました。

麹米の放冷作業

 

 一般的に本格焼酎造りにおいては、できるだけ多くのアルコールを生成させることが優先で、発酵管理もその方向で考えられ、発酵温度もおおざっぱです。

 我々清酒屋としては清酒の酵母を使って清酒のようにもろみ管理を行い、比較的低温で発酵させるつもりです。その為に、清酒と同じ寒い時期に焼酎造りを行います。

据え付けの終わった減圧蒸留機

 名付けて「寒造り米焼酎」。そうすることによって少しでも清酒屋らしい主張を製品に出したいと考えています。今年は我々にとって「焼酎元年」。挑戦の冬です。

写真上:麹米の蒸し上がり
写真中:麹米の放冷作業
写真下:据え付けの終わった減圧蒸留機

<今月のテーマ>

メタボリック症候群対策「ケンケンwithout Camp」実践の声 その2

 私は、メタボリック症候群対策としてケンケンが有効であることを発見して以来、伝道師として会う人毎に「ケンケンwithout Camp」を紹介し続けています。実践者が徐々に増え、仲間の輪が広がってきました。

 先月は、70歳を過ぎたSさんが健康を取り戻された喜びの声をお伝えしました。
今月は、81キロの体重が2週間の実践で78キロに急減したNさんの嬉しい声をお伝えしましょう。

 「私の会社ではメタボ社員半減とか言って、キャンペーンをしています。歩数計を渡され、一日一万歩を推進していました。一万歩と言っても結局数百メートル歩けば達成。満足感の割には効果が実感できずにいました。

 そんな中、「ケンケンwithout Camp」を知り、早速実践してみました。すると二週間で体が軽くなった感じがします。体重計に乗ってびっくり。3キロほど減っていたのです。

 それからというもの、会社の喫煙所にタバコを吸いに行ったついでにケンケンをしてみたり、簡単に実践ができるのでケンケンの上積みを図っています。効果が高まるのが楽しみで、夜九時以降は食べないようにも心がけています。これから益々楽しみです。」

 如何でしょう。二週間で効果を実感。調子が出て更にケンケンの上乗せです。二週間で2キロとすれば1ヶ月で4キロ。そこからは摂取カロリーと消費カロリーの問題になりますが、何れにせよ明白な結果が出ています。Nさん、良かったですね。ただ膝への急激な負担には注意が必要です。やり過ぎにはご注意下さい。

 簡単にできて幸せをもたらす「ケンケンwithout Camp」。皆様の喜びのお声をお待ちしています。(FAX.0743-56-2464、もしくはE-MAIL post@sake-asaka.co.jp まで)。

*「ケンケンをするネコ」の写真をアップする予定でしたが、我が家のネコが言うことを聞かず今回は断念しました。来月までにしつける予定です。今暫くお待ち下さい。