醸造祈願 vol.156

投稿日:2017年12月08日

<醸造祈願>

藤本宮司による祈祷

 11月29日は醸造祈願。賣太神社(めたじんじゃ)から藤本宮司を弊社に迎えました。

 毎年この時期に仕込む正月用しぼりたて生原酒に合わせて醸造の安全並びに旨い酒が醸せるよう祈っていただきます。午後2時より仕込蔵の作業台に従業員全員参列し、厳かに祈祷が行われました。

<酒蔵の様子>

納入された奈良県産山田錦の袋

 今シーズのしぼりたて生原酒、活性濁り酒の出荷が始まりました。地元限定流通で、毎年の新酒出荷開始を楽しみに待っていて下さる方も多く、一日でも早く出そうと慌ただしく瓶詰め、ラベル貼り、そして出荷にこぎつけました。

 その他の生酒の発売も集中しますので出荷準備に追われます。効率よく作業できるよう包装の集中作業日を決め、営業の板東も筆者も参加しています。

同米粒(精米歩合60%)

 我々と市内協力農家さんが栽培した山田錦の精米が終わり、11月28日に弊社に搬入されました。この米は奈良吟、三日踊山乃かみ酵母、吟生の原料です。早速、計量と浸漬を行い麹作りが始まりました。年末まで、酒造りと出荷作業に多忙な日々を過ごします。

写真1:藤本宮司による祈祷
写真2:納入された奈良県産山田錦の袋
写真3:同米粒(精米歩合60%)