田植え、東部戦線の情景 vol.174

投稿日:2019年6月05日

<田植え>

小雨の中の田植え

 6月10日に酒米(さかまい)山田錦の田植えを行いました。今年も戸梶さんが応援に駆けつけて下さいました。

 今年は関東地方が先に梅雨入り。関西は連日晴れの天気予報でしたが、前日になって曇りの予報に変化。そして当日は朝から雨。やきもきしましたが小雨の中、9時半に開始。その後曇りになり、午後は薄日が射し天気はもちました。

薄日になり、気温が上がりました。

 昨年同様、雑草対策の為、植える密度を上げましたが苗は足りました。昨年同様全部で7枚、8反弱の面積。午後3時半に全て植え終えました。

 翌日からは生育管理。収穫までの無事を祈ります。

<模型で作る情景>

展示ケース

 今回は、「駆逐」。1943年夏の独ソ戦。クルスク会戦では両軍併せて200万人を超える兵力、数千の戦闘車両、数千の航空機が投入され死闘を繰り広げましたがドイツ軍の敗北に終わりました。

 この情景は、クルスク周辺の都市にソ連軍が突入し、戦車用障害物の脇に放棄されたドイツ軍装甲車の横で駆逐完了を報せる発煙弾をT34中戦車の戦車長が打つ場面です。

展示にあたって手を加えた点は次の通り。
・ソ連兵の銃の背負い紐を追加しました。紙を細く切ってカーキ色に塗り、瞬間接着剤で銃に貼りました。
・放棄車両がドイツ軍であることが解りやすいよう鉄十字(黒十字の外側に白枠を付けたもの)を側面上部に描きました。マスキングテープを使えば簡単にできます。
・瞬間接着剤を使って戦車のキャタピラーのたるみを固定しました。プラスチックランナーを加熱して伸ばし、アンテナを作りました。
・戦車用障害物の部品が残っていましたので、それを組み立て赤で塗り、汚し塗装を施しました。煉瓦壁部品も少しあり、塗装して配置しました。
・地面は市販の石畳シートを貼り付けました。安くて簡単です。

 戦車に乗って移動するソ連兵の動きが自然で、全体がうまくまとまりました。

駆逐(前から撮影)

駆逐(後ろから撮影)

写真1:小雨の中の田植え
写真2:薄日になり、気温が上がりました。
写真3:展示ケース
写真4:駆逐(前から撮影)
写真5:駆逐(後ろから撮影)