柿の木の伐採、盆踊りと台風襲来 vol.164

投稿日:2018年8月03日

<定期酒蔵見学会のご案内>

奇数月の第一土曜に蔵見学を定期開催します。

9月1日 午前10時開始(人数が多い場合は14時開始で午後の部も行います)

所要時間:2時間
参加費:500円(税込。その場で清酒購入した場合は無料)
内容:六代目当主自身が案内します。
講習正暦寺の酒の積出港としての番条町の歴史、酒造り
蔵見学15世紀の濠に囲まれた城館跡に建つ中谷酒造の江戸、大正、昭和の建物が見所
聞き酒典型的なもの3種
定員:20名/回。先着順で締め切り。
申込み:日時、名前、住所、電話番号を書いて

FAX(0743-56-2464)もしくはpost@sake-asaka.co.jpまで。

<柿の木の伐採>

柿の木を切った後

 洗瓶機横の柿の木を伐採しました。毎年秋、甘い実を成らせてくれた有り難い柿の木です。既に子供の頃にはたわわに稔っていましたので、樹齢70年は越えています。古木になって枝がもろくなり、実を取るのも危険になってきましたので思い切って伐採してもらいました。先ずは洗瓶機の上のトタン葺きの屋根、簡単な木組み、それに囲み塀を撤去。木の枝を上から少しずつ切ってはクレーンで吊り上げ、最後は幹を二分割して終了。秋、柿をふんだんに食べられなくなるかと思うと寂しい思いです。

<増上寺盆踊り大会>

増上寺の名酒センターテント

 7月27,28日夕刻は、恒例の増上寺盆踊り大会です。例年同様、名酒センターが清酒有償試飲テントを出し、弊社も協力して三日踊を皆さんにお注ぎしました。増上寺境内は緑が豊かで、都心のオアシス。浴衣を着た方々がたくさん訪れ、夏の情緒が盛り上がりました。残念なことに、今年は台風12号が近づき、28日は中止になりました。

<稲の成長>

台風の風雨で剥離した白壁

 増上寺から戻った28日夜、台風がやってきました。29日の朝方、台風12号はほぼ真上を通過。ゴウゴウと風がうなりました。普通、台風は南西から北東に抜けるものですが、今回は東から西への逆走。洗瓶機の横、柿の木を切るために塀がなくなり風雨の吹き込みを心配したのですが、無事乗り越えられました。お盆までに塀と屋根を新調してもらいます。

成長する山田錦(7月29日)

 弊社が管理する山田錦の水田も無事でした。稲は順調に育っています。高さは既に60センチに迫りつつあります。この時期は根を深く張らせる為に、土用干しと言って水を抜いて土を乾燥させるのですが、台風の雨で田は水がたっぷり入りました。この後、水が抜けたらそのままにして乾燥させます。

写真1:柿の木を切った後
写真2:増上寺の名酒センターテント
写真3:台風の風雨で剥離した白壁
写真4:成長する山田錦(7月29日)